【布袋尊の松岩寺】
庄内米所の一つ、余目駅より車で七分位に松岩寺がある。田園に囲まれた中に建つ松岩寺は米所に関係を持つ。
 由井正雪が幕府転覆を計った慶安の頃、幕府は農地拡大をはかり、そのころ当地を開墾した相馬主計が開創で、開山は鶴岡市総隠寺第六世万年義観大和尚。
 松岩治の布袋尊は、家内安全、商売繁昌、学業成就に御利益がある。
曹洞宗安国山松岩寺
歴史
元和八年(1622)8月18日山形藩主第十三代最上義俊(一説家信とも言
う)17歳、不行跡、御家騒動の責任を問われ、改易となる。領地57万石収
公(取り上げられる)され、城主である義俊は近江国(滋賀県)大森に一万
石を与えられて移住となる。それによって生活の基盤を失った相馬主計
代は最上出羽守主殿之介の従臣で300石の土であったと言われている。
数人を連れて新天地庄内の地に入り、不退轉の意をもって統治を開発。
明暦二年(1656年)松岩治が創建と記載されている。
年間行事
・年始の挨拶
・梅花講新年例会
・無縁供養
・観音講
・大般若会
・お盆会(森の山塔婆供養)
・地蔵講
写真で見る松岩寺(クリックで拡大)
       
所 在 地 ・地 図

【住 所】
山形県東田川郡庄内町家根合
(旧余目町)

【電 話】
0234-43-3566